全国大会

国民に広く予防医学運動の内容を理解していただくための活動として、厚生労働省、文部科学省、日本医師会、日本歯科医師会等の後援を受け、全国持ち回りで開催県の支部と共催した全国大会を開催しています。毎年テーマを掲げて生活習慣病やがんなど各種疾病の予防知識の普及や健康教育の進め方、学術研究のあり方、予防医学運動推進の重要性などを協議し、その結果を全国にアピールしています。

技術研究会議

健診検査技術や保健指導の質の向上を目指して、全国支部の医師、保健師、看護師、臨床検査技師などの技術者が一堂に会し、日常の業務を通しての予防医学活動の研究成果を発表し合うことによって、健診検査技術の精度の向上や実施体制の工夫や改善を行うため、毎年、各県支部持ち回りで研究会議を開催しています。この研究会議で得た成果を日常の業務に反映させることで、より一層レベルの高い健康管理事業を全国の支部が提供できる体制がつくられています。

各地区会議

東北、関東甲信越、近畿東海北陸、中国四国、九州の各地区ごとにブロック会議を開催して、各地における予防医学事業推進上の諸問題や連携協力体制などについて具体的に研究討議して、全国における予防医学運動の拡充を図っています。

研修事業

全国の支部職員が健診検査事業を展開する際に、関係法令の変化をはじめ、社会環境の変化に対応した業務展開ができるよう、業務担当者、情報統計担当者、保健指導担当者、健診検査技術者それぞれに必要な研修を行っています。

普及啓発・広報活動

各種健康診断の受診率を向上し、各種疾病を早期発見・早期治療することによって国民医療費の軽減化を図ることを目指し、予防医学に関する広報活動、健康に関する知識の普及・啓発事業を積極的に展開しています。
機関誌「予防医学ジャーナル（ISSN0285-0877）」の定期発行、パンフレット「子どもの生活習慣病と健康づくり」、「新・健康の手帳 ーこどもの肥満ー」、「学校尿集団検査マニュアル」、「全国集計」、「小児生活習慣病予防検診実施報告書」など、疾病予防知識の普及や調査研究を目的としたパンフレット・報告書を作成し広く頒布しています。

ホームページによる情報公開

ホームページで、本会の活動を紹介し、健診・検査に関する情報を広く国民に提供しています。

表 彰

本会では、創設期より毎年、予防医学事業に対して学術的指導と実践活動の指導に当られた学会、経済界の方々に全国運動感謝状、また事業推進に特段の貢献のあった支部役職員に予防医学事業中央会賞、中堅職員に奨励賞、さらに健診検査の精度と技術の向上に著しく功績のある研究に学術賞を贈り、全国運動の拡充に努めています。

海外との交流

韓国や台湾、さらには中国やアジア諸国などの予防医学運動の進展に対し、各支部・関係団体等と協調しながら協力を行います。